７、手術当日 昼休憩 麻酔 スリット
長い４時間の採取が終わり、
昼休憩に入る。
その前に顔を拭いてもらう。
血が垂れて来ていたようで顔面がすごいらしい
４時間の奮闘の後なので、
かなりふらつく。
水を飲んでトイレに行き、
アテンダントさんとお弁当を食べる。
すごいキツくて、怖い手術の合間なのに、
アテンダントさんと話しながら昼食をとると、
一気に疲れが飛んでいく。
なんという癒し効果。
素敵なアテンダントさんで本当に良かった。
食べたらすぐに手術室へ戻り、
麻酔
スリット
植え込み
の順番で作業が進む。
まずは最大の関門「麻酔」
後頭部の痛みは忘れるはずもなく、
緊張感が増してくる。
優しい院長先生が来て、ブス、ブス、
「。。。」
「。。あれ」
「痛くないぞ」
痛くない。ちくっとはするけど、痛みは弱い。
もしや後頭部は急所というか、痛い部分で、
他は違うのか。
なぜか眉毛の上にも麻酔をされたのだが、これも痛くない。
頭頂部は本当にちくっとするくらい。例えると、ボールペンでつんとされたくらい。
前頭部に関しては、麻酔がうまく回っていたのか、
打ったこともわからなかった。
そして、スリットが始まった。
ブス、ブス、ブス、
見てないからイメージになるのだが、
小刀で指しているような音だった。
ちなみこれも全く痛くない。
時間にして４０分〜６０分くらいだった。
